超久しぶりに、霞ヶ関の政府刊行物センターに行って、白書関係を買いあさってきました。
で、問題はこの「経済財政白書」。
これは昨年度版です。
今年のは、もうすぐ出るんですよね?
この「出るんですよね?」というほど、最近の経済白書(←こっちの方がなじみがありますな)は、価値が薄れた気がします。
もともと、国の1年間の通信簿というか、アニュアル・レポートだと思いますが、とはいえ、各省庁間の力関係に基づいた内容であることは、今さらいうまでもない。
まあ、お上のやることですからね。
それは私もわかっております。
もっと問題なのは、「発行時期がわからなくなったこと」。
さっき打合せしていて、「あれいつだっけ?」みたいに話していたのですが、いつの間にか、また7月に戻っていたんですね。
もともと、堺屋太一が経企庁長官になって、前文を冗舌な内容にして
「おめーのエッセイ集かよ」(゚Д゚;)
みたいな年から、おかしくなったように思います。
さっきの打合せでは、「堺屋がダメにした」と話していたのですが、刊行時期をズラしたのは、竹中平蔵ですね。
こちらに詳しく刊行月日が書いてあります。
平成11年、12年版の白書の冒頭文は、堺屋太一が書いています。
平成11年度年次経済報告(経済白書)の公表に当たって
平成12年度年次経済報告(経済白書)の公表にあたって
思いっ切り長いです。
以前は、「はじめに」を読めば、その年の白書の内容が、だいたいわかったのですが、長官自身が大量の文章を盛り込んだために、どれが「はじめに」だかわからなくなったような感じです。
で、それを受けて、今度は竹中平蔵となって、刊行日がズレにズレ、何とその年の12月までになった。
「きっと、堺屋太一版に負けないものをと、意気込んでいるんだろうな」
そんな邪推をしておりました。(-ω-)
その結果の冒頭文は、これです。
平成13年度年次経済財政報告公表に当たって
思いっ切り短いですよね。( ´∀`)ノ
堺屋太一版が、ますます冗舌に思えてきます。
ていうか、竹中平蔵も、手を抜きすぎでしょ。
この年は、そもそも刊行が遅れそうなところに、同時多発テロで、それどころではなくなったんですかね。
「いつになったら出るんだよ!」
とも思っていた記憶があります。
で、竹中平蔵になってから、平成14年は11月、平成15年は10月と、微妙に調整してきて、平成16年から7月刊行に戻っていたと。
ぜ~んぜん気付いておりませんでした。
だって、最近は東洋経済などの経済誌でも、特集を組んでいない「イメージ」があるし。
そういう意味で、私の中での経済財政白書のプレゼンスが下がったといえるでしょう。
プレゼンスなんて、小難しいことではなくて、初夏の風物詩だったものを、いろいろな理由はあるにせよ、いったん季節感を失うようなことをしてしまうと、もう人の記憶はいいかげんになり、そのモノに対する価値観を失うということですね。
こういうの実は結構あります。
競馬のレースを、JRAは、結構安易に時期をズラしてしまうのとか、まあそういうことです。
さて、今年の白書は、前年にならえば、まもなく出るのでしょうが、どんな内容になるのでしょうか。
社会に明るい話題が不足しているので、せめて経済・財政では明るい話題を盛り込んで欲しいところですが・・・。
国立印刷局 (2005/07/15)


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