TMtown TOPへ  自称日本一の更新頻度「東京ユビキタス放浪記」



No.154

愛はやっぱり一方通行
2003.9.2
by Y.Tomizawa

先週「紀伊国屋ブックセンター」なんて書いておりましたが、もちろん「八重洲ブックセンター」です。
申し訳ございませんでした。

だいたい「紀伊国屋書店」ですね。
以前よく紀伊国屋を使っていたので、「大書店=紀伊国屋」という刷り込みが取れないのです…。
紀伊国屋は、浪人から大学時代に、よく使っていましたが、不快な思いはした記憶はありませんです。
申し訳ございませんでした。

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まずは、この写真を見ていただきましょう。
「サンマの塩焼き」です。
自宅近所の居酒屋で注文してみました。
さんまが豊漁だっていうし。
そうしたらコレ。

店員が運んできたとき、「ん?」と思いました。
で、意図が分かった瞬間、「おーっ」と思いました。
意図とはもちろん、魚嫌い対策ですね。
もっと具体的にいうと、「魚の目がコワイ人対策」か。

塩をふる時に、目のあたりに粗塩をたっぷり乗せるのでしょう。
たかが、武蔵小杉の居酒屋で、こんなことまでしているなんて、結構感動しました。

でも、「魚嫌いは、もともとサンマなど注文しないのでは…」とも思った次第です。
ということは、「魚の目はイヤなんだけど、サンマ(焼き魚)は食べたい人」にしか、このメリットを享受してもらえない…。

うーむ、サービスは、やっぱり片想いというヤツでしょうか。

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久々に超アタマに来たことがありました。

最近都心で店舗展開を強化している「オフィスデポ」。
アメリカ生まれのオフィス文房具屋さんです。
キンコーズの成功(?)にならって、日本に進出してきたのか、現在18店舗あります。
店内も小綺麗で、しかも例によって、大量発注の効果か、どれも価格が明確で、おおむね安い。
(凄く安いという印象はあまりもってません…会社での発注に慣れてるから?)

従業員のサービスにも力を入れているようで、店内のレジあたりに、全店員の顔写真が貼ってあり、優秀な人には、さらに「今週のMVP」みたいなものも貼ってある。
キンコーズの店員は、24時間営業のためか、いつ行っても「くたびれ気味」なのに対して、オフィスデポは9時から20時までという健全な営業のため、おおむね元気。

そんなオフィスデポから、商品カタログが送られてきました。
「通販もやってますよ」ということです。

オフィスデポでもご多分に漏れずポイントカードを発行していて、私もかなり利用するので、作ってもらっていました。
その時に、事務所など登録しておいたから、それを元に送ってきたのでしょう。
しかもちょうど「デスク用のイス」を買い換えようと思っていて、パラパラ見ていたら、結構いいのがある。
で、早速電話で注文してみることにしました。

オペレーションセンターが出て、イスを注文したい旨を伝えると、「お客様番号を教えてください」ときた。
「カタログの裏面右下にあります」と。
それを見てみると、数字がたくさん。

どれだか分からないので、あれこれ読み上げていると、「どれも違う」と言われました。
社名や電話番号を伝えると、「登録がない」と。

「(じゃあ、何でコレ送ってきたの…?)」と思いつつ、もう面倒なので、「じゃあ新規で登録してよ」と言ったら、「二重登録はできません」と。
「登録されてないのに、二重も何もないでしょ」と言っても、「できないので…」と言うばかり。

面倒くさくなってきたので、「ネットで注文すりゃいっか」と思い、「もういいよ」と切ろうとしたら、「申し訳ないのですが、お客様で番号をもう一度ご確認ください」ときた。
確かに私が名前などを書いたけど、勝手に人(の会社)を顧客リストに登録しておいて、さらに勝手にカタログを送りつけておいて、「顧客番号を確認しろ」もないでしょ。

私の中で、何かがプツンと切れました。
「それちょっと間違ってない?」と言ったんですが、「いや、こちらでは確認できませんので」というばかり。
「じゃあもういいや」と電話を切りました…。

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で、結局どうなったかというと、サイトの方を見て、「新規」で顧客登録して、あっさり注文できました(爆)。

これ、「顧客データベース」を安易に作ろうとした結果ですね。
おそらく、店舗での顧客管理を、本部で吸い上げて、カタログを配送したのでしょう。
もちろんネットからの顧客データもある。
それのマッチングを、ちゃんとせずに「とりあえずカタログを送った」のでは?
(これしか理由が考えられない)

「やっぱり私に責任があるの?」などと疑心暗鬼にもなりますけど、人のデータを勝手に利用しているんだから、客に責任を押しつけるのは、100%間違ってますね。

カタログをDMとして発走するセクションと、顧客管理センターが連絡を取り合ってないのでしょうか?
でも、オフィスデポともあろう会社が、そんなドジなことをするとも思えないし…。

オフィスデポほどの大企業ならば、別の理由があるのでしょう。
(と信じたい)
でも、さほど人手がかけられない企業だったら…、同じようなことが起きないと言い切ることはできないはずです。

それこそ5年前でも考えられなかったくらいに、顧客DBは簡単に作れるようになっている。
アクセスやファイルメーカーを駆使すれば、数万件単位のデータなら楽勝でしょう。
でもハードやソフトは進化したのに、それを管理する人間や組織が旧態依然では、せっかくのCSも意味を成しません。

顧客に愛情を表現するなら、ちゃんと態勢を整えてからじゃないとね。
顔はそっぽ向いているのに、花束をどうぞなんて渡されても、ちっとも嬉しくないですよねぇ、オフィスデポさん。

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日記にも、書いているように、今、ツタヤでせっせと「Xファイル」を借りてます。
いよいよラストシーズンなんで。
なぜか初期の頃のような「グロ系」が多くて、毎晩食欲を無くして、ダイエットにはもってこいです。

私は、レンタルビデオは「Xファイル」しか借りません。
そもそも映画をあんまり見ない。
「少し待てばテレビでやるだろ」という発想。

だから、Xファイルの新しいシーズンの貸出が始まる時に、ツタヤで毎回「このカードは更新されていないんで使えないんですけど…」と言われる。
で、そのたびごとに新規入会。

あれ、入会の時に身分証明書の提示を求められますね。
で、免許証を提示すると、以前は「コピーお取りしてよろしいですか」と言われました。
でも、今回は言われませんでした。
目でチェックしただけ、店員さんが。
どうして変わったのでしょう?

去年か、その前の年か、店員さんに「コピーを…」と言われた時に、「ダメっ!」と言ったことがありました(本当)。
「書き写してよ」と言ってみました(本当)。
店員さんは、しどろもどろになって、「いや、そういう規則になってまして…」と。
「取ったコピーはどこで管理するの?」と畳み掛けたんですけど、ま、あんまり困らせても大人げないので、「まあいいよ」と応じることにしました(性格悪いね…(--;))。

チェック方法が変わったのは、まさかこんなことがあったから?
まさかねぇ…。

で、今回は、「入会申込書」に、電話番号の記入欄もあって、自分としては自宅の電話番号はオープンにしたくないので、空欄にしておきました。
最近やたらとセールスの電話がかかってくるんですよ。
具体的には不動産系と墓系。

今時マンションを買うなんてアホじゃないし、墓もとりあえずある。
だから、私にとって、そのようなセールス電話は、はた迷惑なだけ。
私にとってというより、昼間家にいて電話を受ける、うちの奥様がなんですけど。

今回の場合も、案の定店員さんに、「記入してください」と言われました。
「イヤなんだけど…」と言ったら、「登録が先に進めません」との返事。
「電話番号を登録しないと、会員登録できない仕組みになっているんですよ」と。

レンタルビデオ初心者の私は、電話番号を記入させる意味が分からなかったんですけど、要は延滞者を追いかけるためですね。
当然といえば、当然なのか…。

仮に私が、電話番号の記入を拒否しても、「じゃあ他の店へ行ったら?」と言われそうなんで、やむなくケータイの番号を書きました。
ケータイなら、自分が迷惑になるだけだし。
家族に迷惑がかからないだろうと(嗚呼美しき家族愛)。

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あれ、普通の人は躊躇なく記入しているんですよねぇ。
たしかに私も、家電品の店では、簡単に書いてる。
でも、どうしてツタヤでは「イヤだ」と思ったんだろ…。
ビックカメラにパーミションは与えても、ツタヤには与えたくないと思ってしまった。
うーん、どうして?

自分は「ビデオを今借りたい」と愛情表現をしている。
ツタヤは「私とちゃんとつき合いたいなら、あんたの氏素性をはっきりさせなさい」ときた。
でも、私、ツタヤとはそんなに真面目におつき合いしたいとは思ってないんですよ。
匿名でつき合いたい、そんな感じ。

映画そのものに、たいして興味がないから、ツタヤから、変に「愛」を返されても困っちゃう。
「ボクは映画やビデオが好きなんじゃなくて、Xファイルだけが好きなんです」ってこと、ツタヤ的には、なかなか理解しにくいでしょう?

「でもほら、あなたこういう映画も見たら、きっと面白い人生が送れますよ…」なんて言われそう。
そんなの、私にしたら、悪質なキャッチセールスにしか思えない…。
だって、本当に気に入った映画は、DVDを買っちゃってますから。
黒沢モノとかね。

顧客の愛情表現にも、色々なレベルがあるということを認識してくれないものでしょうか。
ツタヤの顧客DBは、1400万人分あるらしいですね。
ダブりもあるのだろうけど、国民の8人に1人くらいが登録されているリスト。
凄い…。
「住基ネット」より、よっぽどいいDBなのでは?

1400万人の中には、私みたいな人もいると思うんですけどね。
でも、ツタヤは、そういう不良会員は無視して、むしろ上客を見ているみたいです。
このカード、JCBとタイアップしてます。

マーケティング的には当たり前の戦略なんだろうけど、弱い客としては、強者に言いくるめられているようにしか思えないんですよね。
やっぱり、愛は一方通行。
相思相愛なんて、ありえないのか。
うーん。