No.126
さまざまな事情がまるみえ
2002.9.9
日記にも書いたんですけど、「かぐや姫」って、改めて聴くとよくないですか?
もう30年くらい前のライブアルバムになるんですけど、どこか「ホッ」とさせられます。
ギターを弾きたくなってきちゃうんですけどね。
ということで、個人的に「かぐや姫」がマイブームになっております。
来週CD買っちゃおうっと。
でも、トリオだった「かぐや姫」も、よく考えると絶妙のバランスです。
メインでお喋りの「南こうせつ」と、寡黙な「伊勢正三」、そしてホンワカムードを醸し出す「山田パンダ」。
誰が欠けても「らしくない」気がするし、この3人の個性のバランスが、「かぐや姫」なのでしょう。
ところで、「アリス」の「きんちゃん」と、「山田パンダ」のポジショニングは、やっぱり同じということになるんですかね。
ビートルズのリンゴ・スターから連なる系譜と言ってもよいのかも。
こういうポジションの人間を組織に配置する重要性が、最近はどうも疎かにされがちなのではないでしょうか。
それでなくとも「人員削減」なのだから、「やむなし」なのでしょう。
でも、「個性」を無視した人員配置は、組織を息苦しいものにさせます。
「個性」を考慮して人員計画が組めるようなゆとりのある時代は、もう来ないのでしょうか。
だったらちょっと寂しいですね。
1.URLで分かる企業の内情
ついに事務所用のプリンタを買いました。
何でエプソンなのかというと、自宅のプリンタがエプソン機だったいたから。
というのは表向きの理由で、実は地道に「優香」が好きだからかも。(^-^;)
だって、テレ朝の深夜番組「さまーず優香の怪しいマンション貸しちゃうのかよ(仮)」(正式名称がコロコロ変わる)に出ている優香が、「可愛いな〜」なんて思っちゃったりして。
普通のセッティングなら、別にどうってことないんですけど、事務所のは無線LANにプリンタサーバ機能もついているので、はてどうなることかと思ってました。
で、セコセコと設定していたんですね。
そうしたら、思いの外、設定は簡単で、あっという間に終了。
(私の無線LAN体験史上、最も短い設定でした…)
で、「次はユーザー登録せにゃならんな…」と思って、URLを見てびっくり。
http://www.i-love-epson.co.jp/
「アイ・ラブ・エプソン」ですよ。
もちろん、「セイコーエプソン」としてのホームページは、以下のURL。
http://www.epson.co.jp/
このドメイン名を取得するのに、どのレベルの「社内決裁」を受けているのかな〜なんて思ってしまいました。(^-^;)思いません?
お堅い上司だったら、「ふざけるなっ」という感じですけど、こういうのを許してしまう風土が、セイコーエプソンにはあるのでしょうか?
それとも、単なる「部下の暴走」?(^-^;)
それはそれで、そういう会社、好きだなぁ〜。
みんなどんどん暴走しちゃえ。
ドメイン名を見ると、その会社の内情が見えてくることがあります。
実は、私が取得したこの「tmtown.net」というドメインも、本当なら、「ドットコム」にしたかったんです。
「tmtown.comだろうな、やっぱ」と勝手に思ってもいたりして。
で、調べてみると、このドメイン名、何とまあ韓国の方がすでに取得済み。
参りましたよ。
「恐るべし韓国ネット社会」ということを、改めて実感させられもしました。
で、気を取り直して、「今さらドットコムでもないか」ということで、「.net」で調べてみたら、こちらは空いていたので、素直にこれにしました。
結果的には、「.com」よりも座りが良かったかな〜とも思っておりますが。
私の内情はいいとして、一般の会社はどうなんでしょう?
調味料の「味の素」が「ジーノ」という化粧品ブランドを出しています。
そのサイトが、この前新聞広告に出ていましたけど「myjino.com」。
本当なら、「jino.com」にしたかったのでしょうけど、実は、このURLはすでにアメリカのサイト検索会社(なのかな…?)が使っている。
http://www.jino.com/
味の素としても、やむなく(?)「myjino」としたのでしょう。
(実際には、今このURLを打ち込むと、味の素社内のドメインに飛ぶみたいですが)
他にも色々あるのでしょうけど、とりあえず新聞をザラっと見て、当てはまったのがこの例でした。
他にもこのようなケースはあるはず。
皆さんも、お取引先の社名の、「.com」バージョンのドメインがあるかどうか検索してはいかがでしょうか?
ちなみに、私が前に勤めていた会社の「.com」は、案の定使われていました。
まあ、ありきたりの英語の社名ですからね。
でも訪ねてみると、いきなり「under construction」でしたが。
ある程度の規模の企業で、今時サイトを持っていないところは、ほとんどない。
商品ブランドも、大きくなる(大きくしたいと思う)ほど「専用サイト」を作るでしょう。
かつては、社名やブランド名などは、「日本国内」で同じモノがないか考えておけばよかった。
でも、今はそうはいかない。
せっかくつけた「ブランド名」が、世界のどこかで「.com」や「.net」で使われているかもしれない。
「.co.jp」をつけてしまえば、こういう「国際問題」は起きませんけど、ちょっとねぇ、ダサいですよね「.co.jp」は。
だいたい「ブランド名」だったら、「co」は似つかわしくないし。
「.jp」もあるけど、ますますダサくないっすか?
私は、何かイヤなんでやめました。
いずれにしても、我々はいつの間にか、「ボーダーレスワールド」に生きていることを、いやでも実感させられるということです。
2.メールアドレスで分かる企業の風土
住基ネットも、結局どうなったんですか?
横浜市が選択制にして、その受付が始まったというところまでは覚えていますけど、その後の急激な株安やらテロ1周年やらで、ちょっと棚上げされているように感じるんですけど。
前にも書いたように、私は、「別に気にしない派」。
クレジットカードや、それこそメールアドレスだって、元をたどれば、みんな番号がふられているから。
でも、メールアドレスの「@」の前の部分を、どうするか結構悩みませんか?
私が勤めていた会社は、「チョーいいかげん」な会社でしたから、たしか「アルファベット8文字までで、好きな組み合わせで、さらに早い者勝ち」。(^-^;)オイオイ
私も、名前のアタマの部分を取って、「tomi」にしようかと思ったら、すでに別の人が申請していて却下。
やむなく「ytom」としてました。
私のようなつけ方は、常識的で、中には「vivien」なんてのをつける女もいたりで、イヤハヤという感じでした。
まあ、名刺交換するときの「ネタ」としては使えるんでしょうけどねぇ。
「vivien」ねぇ。
「メアドくらい自由につけさせろよ」というのが、当時の風土でしたから、私もあれこれ考えてつけたつもりでした。
でも、「業務用のアドレス」は、「覚えてもらいやすい」ものの方が、結局のところはいいですね。
私も、「ワイ、ティー、オー、エム、アットマーク〜」と電話口で説明するのが、億劫なこともありました。
「『ピー』じゃなくて、『ティー』だよ」とか。
取引先のお客様のアドレスを見ると、いくつかのパターンに分けられます。
「名前のアルファベットの子音だけ」なんていうのがあります。
「tomizawa」だったら、「tmzw」みたいになる。
これ、個人の名前を尊重しているようで、一見よさそうに思えます。
でも、意外と覚えにくいし、だいいちURL欄に打ち込みにくいんですよね。
「本能的にキーを打てない」という感じです。
「こんなんでいいの?」と思わせるのが、「社員番号そのまま」のパターン。
まあいいんですけどね。
「たぶん、こういう会社の人は、住基ネット賛成派が多いだろう」なんて思います。
「名前をそのまま」というところが最近増えているみたいですけど、実はこれが正解じゃないですか?
その人の名前を覚えるのにもいいし、読みにくい名前の場合には、「ふりがなの役目」も果たしてくれる。
だから私も、新しいドメインのアドレスは、「tomizawa」とそのままにしました。
(もっとも自分が管理者でもあるので、いくらでも好きなアドレスを作れるんですけど。その一つが「nominiiku@tmtown.net」です(^▽^;)
で、前に一緒に仕事をした会社の方で、これは「いかがなものかな〜」とその時も思ったメアドがあります。
そこの会社は、「名前の頭文字+姓」というパターンでした。
例えば、「鈴木博さん」みたいな名前の人だったら、「h-suzuki」みたいになる。
でも、なぜか「名前の頭文字+数字+姓」というアドレスの人もいた。
「h3-suzuki」みたいな人がいたんですね。
「この数字は何ですか?」と聞いたら、案の定、「同じ頭文字のヤツが他にいるんですよ」と。
この場合、そういう制度にしたシステム担当者を恨むべきか、それとも「ありふれた名前」をつけた親を恨むべきか、どうしたもんでしょう。
でも、これこそ、「国民総背番号制」の第一歩だと思うんですけどね。
たぶん、この会社の「そういうメアドの人」も、「住基ネット」なんて気にしなくなっていると思います。
3.印刷物で分かる企業の思惑
個人で会社を作ったりすると、まず「銀行」のことで悩まされます。
悩みというか、「おまえらアホか!」とその場で怒鳴りたくなるくらいの感じなんですけど。
「社長はエライ」ということを、改めて理解致しました。<(_ _)>
で、何とか「メインバンク」になってもらった銀行に口座を作って、さあ次は、「公共料金の口座引き落としをせにゃならんな」ということで、あれこれ手続きを開始。
実は、「銀行にまとめて手続きできる書類がある」ということに気付いたのは、最後の「水道料金」の手続きに行った時。
「水道料金」だけは、「水道局」か「銀行」に直接行かないと手続きできなかったからです。
他の「電気」「ガス」「電話」は、書類を郵送すればできる。
「電気」も「ガス」も、料金引き落としの明細の配達とともに、口座引き落としの書類も一緒にあって、それを郵送して済ませていました。
問題は「電話」です。
もちろん、事務所は東京・渋谷ですので、管轄はNTT東日本。
NTTの口座引き落としの書類はどうしたものかと思って、サイトを調べてみると、おーっと「バーチャルショップ」なんて名前をつけて、結構なサイトがある。
ま、ホントは、「スーパーケンタくん」とか、カッチョいいサービスを申し込むためのサイトみたいですけど、この中に、「口座振替申込書の請求」みたいなチープなものもある。
たどっていっていただくと分かるんですけど、SSL対応の画面もあったり、しっかりした作り。
で、もちろんここで、あれこれ書き込んで(打ち込んでだけど)、送信しました。
すると、2日ほどして、その書類が郵送されてきました。
まずその「封筒」にびっくりしたんですね。
モロに住所が書いてあるので、写真を撮るのは止めたんですけど、表書きが「手書き」でした。(^-^;)
あれほどのSSL対応とか、凄い申し込み画面作っておいて、最後の最後に来て「手書き」!?
おそらく、この申込書を申し込む人が、ほとんどいないんでしょうねぇ。
「ラベル印刷」をするまでもないほどで。
でも「手書き」か…。
この場合の、「セキュリティ」はどうなるんでしょうね。
私の事務所の住所を書いてくれた人が、どんな人なのか、もちろん知る由もなし。
社員? アルバイト? それとも派遣社員?
これこそ正に、「住基ネット」と、全く同じ構造の問題といえませんか?
逆に言えば、「住基ネット」に似た問題なんて、あちこちにゴロゴロころがっているということ。
いずれにしても、「気にしない派」の私としては、こういうネタに使えると思ったくらいで、実は気にしていないんですけど、ある別のことはメチャメチャ気になりました。
こちらは写真がありますので、ご覧ください。
「申込書」を折り畳むと、そのまま「封筒」になるような仕組みになっているんですけど、これはその宛先。
「〜東京支店 お客様サービス部 御中」って印刷されています。
「いきなり自分たちで『御中』って印刷するか?」と思いますよね。
通常なら、「○○係 行」と印刷されていて、「行」を消して、「御中」と書く。
これが、一般的なビジネスマナー。
それをこれは思いっきり「簡略化」しているわけですね。
明確な理由はあると思います。
この申込書は、「カーボン」の複写形式になっている。
だから、「御中」とボールペンなどで強く書かれると、せっかく書いたものカブってしまう可能性があるのでしょう。
口座番号とか、印影もあるだけに、ヘタに「書き直されるのを避けたい」ということ。
こんな申込書の印刷も、NTT東日本みたいな会社だと、どこまでの決裁を受けているのでしょうか。
「うるさ型の上司」だったら、「OK」を出しますかね。
私が決裁を受ける側の上司だったら、「ちょっと何とかならないの?」くらいは言いたい感じ。
「工夫すりゃ、何とかなるだろ」みたいな。
NTTクラスの会社だったら、こういうところは、ちゃんとして欲しかったな〜とも思います。
でも、やむなしか…。
それにしてもねぇ。
これこそ「なんだかなぁ〜」って感じがしませんか?
文化っていうものは、きっとこういうところから変わっていくんでしょうねぇ。
こういう「些細な」ところから、きっと。
<<今回の内容は、いかがでしたか?>>
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